司法書士としての不動産決済で緊張するのはいつまでか?

大阪の悠里司法書士・行政書士事務所 代表のまえかわです。

司法書士になって、勤務司法書士として決済の立会の経験は少しはあったものの、独立して、自分の責任をもって、不動産の決済をするときは、本当に緊張します。

初めてのころはあまりはっきり思い出せませんが、結構何年も、緊張感をもって立ち会っていました。

自分がOKを出したとたんに、数千万円、多いときは、数億円以上が一瞬で動くというのが司法書士の不動産決済の立会のしごとです。

めぇ~っちゃくちゃ、責任重いです。

下手したら、損害賠償を請求されます。

気が小さい人は、前の日寝れませんよ~。

でも、人間ってなれるもんですね~。

いつになっても、恐い気持ちが伴うのではないかと、はじめのうちは思っていたけど、それもさすがに10年以上もたつと、落ち着いてきます。

すぐに慣れる人もいれば、時間がかかる人もいると思います。

わたしは、本当にここ最近、あまり緊張しなくなってきたぐらいです。

独立してからの経営スタイルとして、不動産決済の仕事が少ないというのもその理由ではありますが・・・。

緊張しないというのは、緊張感を持っていないというのとはまた違います。

逆に落ち着いて色々なことが見れるようになってきて、今まで気が付かなかった情報が入ってきたりということもあります。

以前、勤務していた司法書士事務所の恩師も、40年ぐらい司法書士業に携わっている方ですが、最初のころは前の日眠れなかった。何度書類を見直しても不安でたまらなかったといっていたのが印象的で、まさにわたしもそうだったと今思い返しています。

悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ