会社法人等番号から法人番号を計算する方法
会社法人等番号とは、会社や法人の登記簿謄本(履歴事項証明書、現在事項証明書、代表者事項証明書等)に記載されている会社や法人に割り当てられた番号です。
この番号から、法人番号を割り出す方法は下記のとおりです。
※先日「法人等番号と法人番号の違い」についての記事の続編です!
① 会社法人等番号を書き出す。
まず、会社法人等番号を書き出してみましょう。
たとえば、
7001100052901
など。
② 会社法人番号をひとつ飛ばしで足します。
上記
7001100052901
の場合ですと、左端の7からひとつ飛ばしで、足すと、
7001100052901
7 + 0 + 1 + 0 + 5 + 9 + 1 = 13
③ ②で足さなかった残りの数字を足します。
次は、先ほど足さなかった数字を足します。
すなわち、
7001100052901
0 + 1 + 0 + 0 + 2 + 0 = 11
④ ②と③で出した数字を次の式に当てはめます。
13 x 2 + 11 = 37
13(上記②で出した数字)
11(上記③で出した数字)
⑤ ④で出た数字を「9」で割る
37 ÷ 9 = 3(この数字は無視) あまり 1
⑥ ⑤で出た数字(あまり部分のみ)を「9」から引く
9 - 1 = 8 (⇐この8の数字=チェックデジット(検査洋数字)が重要)
⑦ 会社法人等番号の一番最初に⑥で出た数字をたすと、法人番号になる。
最初の会社法人等番号
7001100052901
に
チェックデジットである
「8」
を加えた
「87001100052901」
が、法人等番号ということになります。
通常であれば、法人番号は、
から、簡単に調べることができますが、ネット環境がないが、会社法人等番号はわかる状況であったり、
法人設立したてで、まだ国税庁法人番号検索公表サイトに載っていない新規設立の会社や法人の場合は、この方法で法人番号を知ることができます。
銀行の口座開設やその他許認可など、さまざまな申請で法人番号の記載を求められることがありますので、自分でも計算することができれば助かる場面も意外と多いようです。
参考にしたサイト
新しく法人の設立登記をされた方へ(国税庁法人番号検索公表サイト)
悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ