中国に行った後、日本に戻れないため、売買の決済が伸びることも。

大阪市福島区にあります悠里司法書士・行政書士事務所

司法書士の前川です。

近年、日本の不動産を購入する中国人の方が増えています。

ここ数か月の間でも、司法書士として不動産決済にかかわる案件数件ありました。

その中で、売買契約を行った後、中国に帰国し、そのあと日本に予定通りに戻ってこれず不動産の決済(司法書士立会のもと、残額の売買代金の振込実行を行う)が先延ばしになっている案件がいくつかあります。

また、司法書士業務の中でも、不動産の立会業務だけではなく、中国人の方の帰化申請にも少なからず影響が出ております。

本国で取得しないといけない書類が、中国に行けなくなって取得できなくなったケースです。

新型コロナウイルスの影響はこんな部分にも影響を及ぼしております。

早く収束して、すべてが安定的に回るようになることを心から願うばかりです。

悠里司法書士・行政書士事務所(大阪) 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ