司法書士のお仕事の中の「不動産決済(立会)業務」を受けることの最大のメリットは?

ここ3回ぐらい、司法書士のメインのおしごとのひとつである、「不動産立会業務(決済業務)」についての記事が続きました。

今日も続きです。

司法書士といえば、不動産決済のおしごと。

バブルの時期など過去は、特にそうだたったのだろうと思います。

ところが、最近では司法書士も不動産決済ばかりではなく色々な仕事ができるようになり、するようになってきたので、中には不動産決済のおしごと全くしていません

という事務所もあるかもしれません。

そんな不動産決済業務の最大のメリットは、何と言っても

「即金で報酬が手に入ること」

これに違いないでしょう!

不動産決済のおしごとの報酬は、司法書士事務所によってがっぽり儲かるところ(特に個人の住宅ローンを継続的に請けられれば楽して儲かる典型的パターンになる)と、薄利のところ(司法書士費用をメチャ値切ってくる不動産業者ばかりの仕事をしているところ)があり、大抵は両方受けてそれなりにって感じでしょうが、当日決済時に現金ですぐに報酬を受け取れることは本当にありがたいです。

うちの事務所は、不動産決済業務は全体の業務に比べればかなり少なく、他のほとんどのお仕事は、最終的な報酬を得られるまでが長期にわたるものとなりますので、即金のありがたみは他の司法書士さん以上にしみじみと感じてしまうのでしょうか・・・。

ただ、いくら即金での報酬というメリットがあるからと言って、不動産決済ばかりだと昨日も書いたようにとても身が持ちません。

本職が必ず行かなければいけないので、できる仕事が大幅に減ってしまいます。

何事もバランスが重要。

家庭、育児、教育、仕事、趣味のバランスも重要だけど、仕事の中身として何の仕事をどれぐらいの分量、どのタイミングで受けれるようにするには今何をしなければならないか?

色々なバランスをとるために色々と逆算したり、今この時にしなければならないことを選択するということが一番必要なことかなと思います。