会社などの登記申請をして、完了までの期間は、管轄法務局の込み具合によります。
特に混んでいる時期でない場合は、ご依頼者には1週間前後とざっくりと無難にご案内することが多いです。
そんな中で、たまにメチャクチャ早く完了することがあります。
特に、わたしの場合は、医療法人の登記を申請するときに驚くほど早く終わることが多いです。
窓口で申請したときは、よいのですが、郵送で申請した場合に、翌日に完了していたり、早ければ当日の夕方には既に事件中(登記手続き中)でなくなっている状況になっているときに、少し迷います。
登記が受け付けられて完了したのか、何かの手違いで受付がされていないかが分からないからです。
郵送の追跡で確認すると、法務局に届く時間は大抵午前中なので、夕方で事件中になっていなければまず完了したと考えるのが普通です。
ただ、事後の謄本(履歴事項証明書等)を請求するときに、不安がよぎります。
「もし、何かの手違いで登記が受け付けられてなかったら、登記簿謄本は無駄になってしまうかも・・・」
で、結局は登記中になったことを確認できていない分に関しては、法務局に電話して確認することになります。
せっかく、早く上げてもらっているのに、手間をかけて申し訳ない気持ちはありますが、万が一のことを考えると、念のため聞かずにはいられません。
というのも、以前一度、会社の変更の登記申請を二件分郵送で送って、一件が見落とされて2日ぐらい受け付けられていなかったことがあったためです。
急ぎの登記ではなかったのでまだよかったですが、あってはいけない間違いでも、人間がすることは、絶対はあり得ませんので。
かといって、郵送申請したら、毎回事件中になったかどうかを確認するのもなかなかできることではないので、結局は、同様に法務局に確認するしかないのかな~とも思います。
(謄本1通ぐらいなら、そのまま行こうかと思うけど、2通以上だと怖いですね~)
悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ