コロナ感染者増加で医療崩壊している大阪に住む立場として

  • 投稿日:
  • by

毎日毎日、ニュース、新聞、その他情報を見ながらため息ばかりついてしまいます。

緊急事態宣言が出された後も、はっきりと減少傾向に入っているといえるほど、感染者は減少していませんし、感染者の増え方が大きすぎて、ちょうど今頃増大した時期の重症者の方が増えてくる時期になり、毎日信じられないぐらいの方が亡くなっています。

わたしは、吉村知事のtwitter  を逐一チェックしているので、今大阪でどういう状況かというのは、それなりに新しい情報を知っているほうです。

実際に、毎日発表される感染者数、重傷者数、死亡された方の年代、基礎疾患の有無、自宅、療養施設などで療養中であったかどうか、重傷者病床に対して現状どれぐらいの状態であるか、医療現場や、高齢者施設等のクラスターのなどの情報を見ることができます。

まず私が一番に気になるのは、未就学児、就学児の感染者数です。

変異型ウイルスが今までと違い、こどもへの感染そして重症化もそれまでと違い報告されている事実があるので、自分も小さい子供がおり一番の心配ごとです。

大人は、自ら感染予防をすることができても、幼い子供は他の人との距離感も取れませんし、防ぐことができません。

重症者の中には、20代の人も見えます。

今回の変異ウイルスは、若い世代、30代の方の基礎疾患のない方の死亡の情報も見ます。

40代、50代となると、全く不思議ではなくほぼ毎日死亡者が出ています。

以前のように、高齢の方だけに死亡リスクがあると思うのは、本当に危険です。

ですが、周りにそのような情報を伝えても、ほとんどの人は

「へ~そんなんや。」

って感じで、知らない人が多い。

情報が具体的ではない、周知の方法が十分ではないと思います。

ニュースや、新聞、テレビなどで上記のような情報を伝えていても、見ていない人も多い。

特に若い世代の人は見ないです。

今はSNSなどの情報がかなり重要となっているので、たとえば、

若い人、具体的に何歳代の人がどれぐらい重症になっていて、何人が亡くなっているのか。

など、ただ危ない危ない、感染予防をお願します、だけではなく具体的な情報を加えて、どんどんSNSでの正確な情報の拡散を
きちんとした立場の人からするということもひとつの方法です。

ただ、情報をUPするのと、若い世代の人にどれだけ気を付けないといけないかを、若い世代の人の協力を得て、拡散をお願いするのとでは大きな違いがあります。

現に、大阪ではコロナに感染したと分かっても、保健所から連絡を貰えない人がたくさんいると聞きます。

保健所の職員の方は、元々十分な数がいないうえに、激務で休む方も増え、余計回らなくなっているところに、数えきれないぐらいの入電、対応となってどうしようもない状態だそうです。

人を増やすのはそれほど難しいことなのか、私には分かりませんが、たとえ、難しいとしてもそこはしなければならないところではないのか?と疑問に思います。

自分自身も、今のこの大阪に住む限りは、

「コロナはかかったら死ぬものだ」

と強く思っています。

感染が分かっても、自宅待機となる。

そのまま重症に陥っても運ぶ病院がない。

変異型は、3密でなくても、感染すると言われています。2密でも、あるいは1密だけでも。

実際に感染した人で感染源不明の方はどれぐらいの生活をしていたのか、という情報がほとんど発表さていません。

普通に、マスクをして、会食もせず、手洗いもきちんとしていた、人ともマスクをして1m以内近づいてないのに感染したのか、

あるいは、

ある程度、思い当たるところはあるが感染がそのうちどれからなのかが判別できないのか、

など。

もし、前者のような人が増えているのであれば、みんなの意識をもっと高く持つ必要がああるし、

(たとえば、エレベーターのボタンや、共用トイレの扉、蛇口などからの感染の可能性などまで考えていく必要があります)

普通ぐらいにご飯食べる前に手をあらうぐらいで、人とマスクをつけて、ある一定距離を保てば防げるものなのか、

どれぐらいおそれる必要があるのかも、情報が少なすぎて判断できません。

正直毎日怖いです。

一日も早くこの状況が落ち着き、何よりも医療法人崩壊が早く改善されるように、心より祈っております。