日本と韓国二重国籍の男子が韓国籍を離脱するには

今日は朝から領事館。

最近他の司法書士事務所や個人の方からの韓国戸籍の取寄せと翻訳の仕事が増えていて、スタッフに行ってもらっていたのだけど、出てきた戸籍を見てみないと次取る戸籍が分からないので、今日は自分で行ってきました。

自転車で行ってたのですが、時間が勿体ないので車で。

車で行くとほんとすぐです。駐車場も近くにあって今度からはもう自転車ではいけないかも。

(地球さんゴメンナサイ!!! 何年か後には、エコカーに乗り換えますから!!!)

朝鮮半島が緊張状態なので、領事館も何か雰囲気違うかな?と思いながら行きましたがいつもと変わらず。

何となく、前に立っている警察官の方が気を引き締めている感はありましたが。

領事館では、窓口にいる担当者がかかってきた電話にも対応します。

なので自分が戸籍を頼んでいるときに、運悪くややこしい電話がかかってくるとそちらにかかりきりになって戸籍はなかなか出てきません。

日本の役所なら考えられませんが、これもまた韓国らしいやり方で味がある。(忙しい身なのでそうとばかりは言ってられませんが・・・( ̄ー ̄;)

でも、得なこともあるんです。

その電話対応を横から耳をダンボにして聞きます。勉強になることも多いんです。

今日は、運よくか悪くか戸籍を頼んでいるときに電話がかかってきて、どうも日韓の夫婦の間に生まれた子の戸籍のことについて質問されてたようで、内容自体はどうってことなかったのですが、気になる情報が一部ありました。

それは、二重国籍の子の国籍離脱についてです。

基本的には22歳に達するまでに日本籍を選び、韓国籍を離脱することを届け出ることができます。

ただし、韓国に届出をしている男子については兵役義務がある歳になると韓国籍離脱の届出をすることはできなくなります。

具体的には、韓国の歳で19歳、満18歳の決まった年月日(毎年発表がある)まで、それを過ぎると今度は兵役を終えるか免除される35歳まで韓国籍を離脱することはできなくなるとのことでした。

※追記:具体的には、18歳になる年の3月31日以内に離脱する必要があるようです。

うちも日韓ダブル国籍の男子がいるので、耳をいつもより3倍ぐらいダンボにして待たされてるのも忘れて聞き入ってしまいました。

おかげで駐車場代はかかりましたが、勉強になりました。