司法書士の経営は二極化。本職主導型と不労所得型。

司法書士事務所や司法書士法人を経営している司法書士は、大きく分けて二種類。

経営者たる司法書士本職がメインで動き、事務所を回している 本職主導型。

経営者たる司法書士は、主にゴルフや会食などで営業をしていて、事務所自体は従業員に任せている 不労所得型。

この呼び方は、わたしが勝手にイメージでつけただけですので、あまりネーミングに深い意味はありません。

経営者である司法書士に多いのは、圧倒的に本職主導型。

司法書士本職が一人または、事務員を数名雇用し、クライアントとの対応は司法書士が対応。

重要な部分は司法書士が主導していく。

他方、不労所得型は、勤務司法書士および事務員を何人か雇い、自分がいなくても事務所が回るようにしている。

クライアントとの相談や、すべての業務は勤務司法書士等が対応し、事務所は経営者である司法書士不在でも回っている。

代表は、営業で会食、ゴルフと言っても、実際にはそれがなくても継続的に仕事が入るシステムを構築し、さらに資金を不動産投資などに充てて家賃収入やその他収入で、もはや労働的要素の行動は不要。

同期の司法書士を見ても、ほとんどは本職主導型ですが、数人不労所得型がいます。

印象としては、過払いバブルを上手に利用して、その後の仕事につなげ現在不労所得を勝ち得ている。

そのような感じ。

頭がいいだけではなくて、先読みできて、商売人としても素晴らしいと思う。

でも、自分はこれまでもこれからも多分ずっと本職主導型。

だって、クライアントとのやり取りがなければ、この仕事を選んだ意味があまりないと感じるから。

クライアントの仕事を信頼を受けて、全うし、さらにその信頼を日々重ねつつ、別の仕事に自然と繋がっていく。

わずかずつでも、そのように仕事が増えていくことが、人から紹介を受けられることが、自分自身が商品であるというこの仕事の醍醐味であって、だからこそこの仕事を選んだのだから。

不労所得は確かに魅力的だけど、上の醍醐味に比べたら、同程度の魅力はないかな、と思う。

し、お金儲けだけが目的なら別に司法書士を選ぶ必要もない。

わたしの周りの司法書士には魅力的な人が本当に多い。

クライアントのために、何ができるか、どうできるか、常に寄り添いながら尽力する。

自分が付き合いがある司法書士にはそういう人が多いです。

類は友を呼ぶなのかも!?←自画自賛

悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ