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大阪の司法書士・行政書士のまえかわです。
最近、女性の司法書士の役割を考える機会が続いています。
ご相談者で以前別の司法書士事務所の男性に相談したけれども、きちんと話を聞いてもらえなかった。
威圧感を感じて思うことを伝えられなかった、など・・・。
そこまでではなくても、女性の司法書士だから相談しましたという方はかなり多いのです。
司法書士はまず
「聞く」
ことをしないといけない。
男性、女性に関わらず司法書士という仕事柄、聞くよりアドバイスを一方的に話す人も多いかもしれません。
しかし、先にご相談者の意向を聞かなければ何をお伝えしたらいいかは決まりませんし、アドバイスをすること自体が適切でない場合もあると思います。
女性司法書士としての自分の役割は何なのか?
色々と考えさせられた日でした。
悠里司法書士・行政書士事務所(大阪) まえかわいくこ
最近、女性の司法書士に求められるものは何か?と考えます。
女性と男性は当然違う。
時代が変わり、女性が社会進出し活躍する人が増えてきた現代であっても、女性が男性と全く同じように同じ方法で活躍しなければならないかというと、決してそんなことはありません。
女性も稼ぐ時代になり、お父さんの給料が減って共働きが多くなり、家庭での女性の役割、男性の役割が変化してきているこのご時世でも、女性に求められるものは「優しさ」「安らぎ」「安心感」これは変わらない。
女性は、生まれながらに母性を持つ。
ここが、男性とは違うところ。
女性ならではの性質を生かした仕事をするよう、常に心がけています。
「この人なら安心して相談できる。仕事を任せられる。」
そう思ってもらえるように、女性ならではのきめ細やかな心遣いや、相談者が話しやすく、自分のことをもっと伝えたくなるような流れ作り。
簡単ではないですが、日々努力すれば少しずつはよくなるはず。毎日が勉強です。
女性司法書士は、男性司法書士に比べてまだかなり少ないです。
その少ない女性司法書士の役割として、これから自分が何ができるかをよく考えていきたいと思っています。
大阪の悠里司法書士・行政書士事務所 女性司法書士 前川でした。
女性は概して、結婚すると家庭に入ることが多いです。
結婚前は、会社でバリバリ働いていたのに、結婚して子供ができると子供が手を離れる小学校の高学年ぐらいになるまで、専業主婦かよくてもパートにしか出ないという人も少なくありません。
子供がある程度大きくなって何かしたいと思っても、普通の会社では、手に特別な職がなければなかなかいい仕事が見つからないのが現状です。
そこで、子どもが小さいときに資格を勉強するのがお勧めです。
私は、二人目が生まれてから司法書士試験を勉強し始めました。
その間も、専業ではなくアルバイト等をしながら試験の直前のみ専業になるというようなスタイルでも合格できました。
司法書士を取った後は、行政書士は楽に取れます。(←出産前日に取れたぐらい)
司法書士や行政書士(あるいは他の士業)という資格は、独立できるのでやりようによっては、子どもとの時間も大切にしながら続けることもできますし、こんなことは大きいな声では言えませんが、もし万が一離婚などになっても自分で子どもを養っていくことも可能です。
何より自分に自信が持てることが一番です。
結婚前は、若くて何をしても輝いていて楽しくて仕方無かったけど、ある程度子供が大きくなってみて歳も取り、自分自身を振り返る余裕ができたとき、自分に何ができるのか急に自信がなくなってしまうことがあります。
この仕事は、人の役に立てるし、人に頼りにされる仕事で、細やかなところに気の付く女性のほうが絶対に向いている仕事だと私は思っています。司法書士・行政書士はまさにサービス業なのです。
既婚女性、子育て中の方で将来のために何かしたいと思われている方には、司法書士や行政書士などの士業を目指されることをお勧めします。
また、同じ女性として母として仕事で輝きたい熱い気持ちの持ち主として、心から応援します!!!
たまたまネットサーフィンをしていますと、女性司法書士に対するイメージについての記載がありました。
女性の司法書士は事務的で冷たい印象だ・・・と。
確かにそういう印象に当てはまる女性司法書士もいるにはいるでしょうが、私の周りでは逆に人当たりいい人が多いです。
どちらかといえば、ボランティア精神が旺盛な人が多い気がします。
女性が司法書士という仕事を選ぶ理由として多いのが、「人の役に立ちたい」というものです。
もちろん男性の司法書士にもそういった気持ちで司法書士になられる人も多いでしょうが、特に女性は金儲けのために司法書士という職業を選ぶ人は男性に比べて少ないです。
女性の司法書士は独立している割合が低く、勤務司法書士である人が多いです。(年代にもよるでしょうが、年配の女性の司法書士は若い世代にくらべてかなり少ないです)
勤務司法書士はある程度収益を上げている司法書士法人の社員(会社でいう役員)であるか、自ら仕事をバンバン取っている人でない限り待遇はよくないので、収入的にも一般に思われているより低いのが実情です。
この業界以外の方から見れば、「インテリでキャリアウーマン」と思われるかもしれませんが、失礼かもしれませんが私の知っている人でそんなイメージの人は皆無に等しいです( ̄ー ̄;
「気さくで面倒見のいいおせっかいな人」が多いでしょうか。
ただ、接客については私のように前職でサービス業のプロ出身の人はほとんどいないので、本当の接客のプロから見ると物足りないかもしれませんが、それは職業柄ある程度ご理解頂ければ・・・
今後たくさんの方と出会ってお仕事させて頂くと思いますが、「女性の司法書士は、よく気がつくし、話やすいし、何でも相談できて親しみやすい」という印象の方がたくさん増えるようにがんばります!!!