「女性司法書士」と一致するもの

大阪の女性司法書士 まえかわです。

今月は、なぜか多い抵当権抹消(住宅ローン等完済による担保権の抹消)のご依頼。

住宅ローン完済抵当権抹消(立会を伴わない抹消)の手続きは、司法書士業務の中では一番単価の安い仕事のひとつです。

そのうえ、当事務所では、4800円~ という驚きの報酬でお受けしていますので、正直儲けほぼなしです。

ご参照: 抵当権抹消の費用(悠里司法書士・行政書士事務所サイト)

しかし、こんな仕事もそんな仕事も、同じ司法書士のお仕事です。

ご依頼者の立場にたてば、司法書士にとっておいしい仕事、おいしくない仕事そんなの関係ありません。

何事もきちんと全力で対応してくれる司法書士がいいに決まっています。

なので、わたしは、単価の安い仕事こそ(高い仕事は慎重に進めるのは、普通ですので)、大切にするという気持ちを何年経っても忘れずに業務を進めるということを決めています。

これができなくなると、サービスの質は落ちると自分で分かります。

人との縁は不思議なもので、薄利でも、小さい仕事を一生懸命全うしそれが相手に伝わると、必ず後になって自分に大きな仕事や縁となって戻ってくるというのが10年以上この仕事をやってきて、身に染みて感じていることです。

だから、この仕事は楽しくて辞められないのです。

ひとつひとつの小さな目の前の仕事に感謝する毎日です。

悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ

悠里司法書士・行政書士事務所

代表の 女性司法書士のまえかわです。

昨日、大阪司法書士会のフクロッポウネットサービスのメールで、件名のような物騒な情報が目に入ってきました。

内容を説明いたしますと、現在大阪府下において、新型コロナウイルスの感染者が日に日に多くなっている状況を考慮し、もし、司法書士会の職員で感染者が発生した場合には、保健所等の指導により、司法書士会事務局を全面閉鎖せざるを得ない状況になる可能性があるということでした。

司法書士会が万が一閉鎖されると、司法書士業務で絶対に必要な

「職務上請求書」

また、

不動産登記における、義務者が登記識別情報や登記済証を添付できない場合の、売買などお金の決済を登記申請同日に伴う不動産立会、決済業務関連の所有権移転登記に必要な、本人確認情報(書面申請)の作成に添付する

「司法書士の職印証明書」

が、いざというときに取得できなくなると非常に困ったことになります。

この情報が昨日届きましたので、早速、朝早めの時間に司法書士会に、職務上請求書と職印証明書を購入しに行きました。

思っていたより待ち時間はなかったものの、いつもの3倍程度の司法書士が同じ用事で、司法書士会事務局に来ていて、

「やっぱりなぁ~!」

という感じです。

新コロナウイルスの影響はどこまで波及するのかは想像がつきませんが、祈るしかない非力な自分の立場が悔しい限りです。

悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ

使っていない会社を別会社として利用する方法

大阪市福島区にあります悠里司法書士・行政書士事務所

代表の女性司法書士まえかわです。

以前、うちの事務所で株式会社を設立したご依頼者の方で、開業予定だった店舗がオープン中止となっため、使わずそのままになっていた株式会社を、今回別の店舗開業にあたり、使いたいということでご依頼をお受けしました。

方法(内容)としましては、

株主および役員の変更

会社名の変更

会社住所の変更

法人実印の変更

となります。

今回は、新たにする事業も同じ業務ということでしたので、特に目的も定款自体も変更の必要がなかったケースですが、全く別の事業に使う場合には、目的の変更であったり、株主や役員に誰がなるかによっては、定款の内容の再調整もするべきです。

一旦、会社を設立したものの、当初の予定通り事業がすすまず、そのまま放置状態になっている法人というのは、結構多いようです。

休眠状態にしておくのももったいないですし、新規設立より費用がかなり抑えられるメリットもありますので、眠っている会社があれば、使い道がないか検討されるのもよろしいかと思います。

悠里司法書士・行政書士事務所  代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ

定額小為替の発行手数料が高すぎる件

大阪の女性司法書士 悠里司法書士・行政書士事務所の前川です。

司法書士、行政書士のおしごとをしておりますと、定額小為替をよく取扱います。

特に、うちの事務所は他の司法書士事務所よりも、代理で取得する書類の数や種類が多い(帰化申請など、膨大な書類の代理請求をする業務が多いため)ので、毎日のように定額小為替の封入をして全国各市役所等に請求します。

で、この定額小為替。

ゆうちょ銀行 定額小為替

種類は、50円、100円、150円、200円、250円、300円、350円、400円、450円、500円、750円、1,000円

の12種類があります。

そして、どの金額の小為替も発行手数料は、同じで、

1枚あたり100円

です。

50円の小為替を入手するには、150円を支払う。

ということになります。

主にこの定額小為替を利用する場面というのは、遠方の役所に、戸籍や住民票などの書類を請求するときに、その手数料を定額小為替で送るというときです。

役所の郵送請求の説明には、大抵、小為替はちょうどの金額を入れるように。

との記載があります。

請求する書類の種類や通数が最初からはっきりしていれば、その金額を用意すればよいです。

でも、何が何通でてくるかわからないことも結構あります。

たとえば、相続で使用する亡くなった人の戸籍類は基本的にすべて必要です。

そこで、その管轄の役所に存在する日相続人(亡くなった人)の戸籍をあるものすべてほしいということで請求することがあります。

でも、実際には、改製原戸籍などになっていて同じ本籍地の戸籍でもいくつも出てきたり、通数は請求前にはわからないことも多いのが実際のところ。

ちょうど送れと言われても無理なものはムリ。

しかも、改製で原戸籍になったのは、お国のせいですからそもそも、どうして取得しないといけない書類増やしてくれるねん?っていう気持ちにもなりますが・・・

話は戻りまして、そういった場合には、余分の小為替で送るのが普通です。

上記の金額の種類で言うなら1000円、ずばりこれでしょう!

大抵の役所は、小為替でおつりを入れますが、一部の役所ではちょうどもっかい送れ!

とそれでも、言われます。

うちの事務所のように、本当に全国各地の役所に請求していると、地域的に、どこの役所は柔軟な対応をしてどこの役所は全く対応してくれないなど大体把握していますので、役所ごとに送る定額小為替の内容を調整してスムーズに代理請求ができるようにしています。

そもそも、定額小為替で手数料支払えと言いながらおつり出されへんって、ひどすぎる話です。

勝手に改製原戸籍とかにしておいて、きっちり送付するためには、手数料いくらかかると思ってるねん?

それやったら、最初から、印紙とかきっちり送れて手数料ない形で支払わせてくれ!

と思うのは私だけではないはずです。

が、これはずっと長年同じなのですぐには変わりそうにないです。(汗) ※日本ってこういうところ、他の国に後れを取っていますよね~。悪しき慣習保持みたいな・・・。

とはいえ、証紙が廃止とか、いろんな税金がペイジーで支払えるようになったとか、少しずつ時代は変わっていっているので、自分が司法書士現役の間に代わる可能性もあるのかも。

悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ

大阪の女性司法書士まえかわです。

まず、最初にご相談に来られたのは、お知り合いからご実家の隣の物件を購入されたいという方でした。

名義がそのお知り合いのお母さま(お亡くなりになっている)となっているため、まずは相続登記をしてお知り合い名義に変更したうえで、個人間売買により自分の名義にする所有権移転登記までしてほしいというものでした。

信頼できる友人や、知り合い同士の不動産の売買の場合は、不動産仲介業者を通さずに直接売買を希望される方は多いです。

不動産仲介業者を入れると、売主にも買主にも仲介手数料(通常売買代金の3%+6万円税別)がかかりますので、できたら直接取引をしたいというものです。

売買対象の土地・建物がそれほど高額ではなく、銀行などの融資を受けない場合は、必ずしも仲介業者が入らないと売買できないということはありません。

(銀行などから借り入れをする場合は、売買契約自体は仲介業者を入れずにできたとしても、現実問題として必要な書類である重要事項説明書などの書類が提出できず融資自体を受けることができないのです。)

こんなときにも司法書士はお役に立てます。

もちろん、仲介業者の代わりはできませんので、万が一のときには、売主、買主の責任において売買をし、そのあと何か問題が生じたときの保証(不動産仲介会社が入っている場合は、保証協会に入っていたり、保証金を供託をしていたり、万が一のときに保証してもらえる可能性があります)がないという点は、お互いに理解したうえで進めるということが登記をお受けする絶対的要件とはなりますが、大抵の場合は古い付き合いで、現状渡しにしてもその内容を所有者以上に買主が熟知しているケースも多く、実際には問題が生じないケースのほうが多いです。

このような場合、当事務所がすることは、ケースバイケースですが、大抵は、

不動産売買契約書の作成

売主、買主の登記必要書類のそろっていることの確認の上、売買代金の支払いをOKする。

(銀行での立会を行い、その場で確認して、お振込みで支払ってもらうケース。前もって必要書類を売主、買主からお預かりしておき、買主が売主に売買代金を入金し、売主が確認できたら登記をすぐに出す。など様々なパターンで対応しています。)

所有権移転の登記申請を行う。

といった流れとなります。

一番重要なのは、

「いつでも登記が出せる状態になってから、売買代金の支払いをしていただくこと。」

「売買代金が確実に売主に受領されてから登記申請を行うこと。」

となりますが、

ここはなかなか一般の方には理解しづらい部分かと思いますので、司法書士がそのタイミングをきちんと説明し、取引の安全性をできる限り確保するということになります。

個人間売買をお考えの方は、お気軽にご相談ください。

悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ

例年よりまして、年末感が全くしない今年。

大阪の女性司法書士のまえかわです。

今年のM1グランプリ、レベル高かったですね。

個人的には、最終決戦では、かまいたち のネタがメッチャはまりましたが、はずれがなかったな~という感想。

M1グランプリ見て、そろそろ年末感をほんの少しだけ感じ、クリスマスで、全力でサンタの役を全うし・・・

それでも、全く年末感がやってこない。あれれ?

思い返してみると、自分がこどもの時代が一番年末や年越し、お正月というイベントを実感してたなと思います。

年を重ねるごとに鈍感になっていってるだけなのか? 

忙しくてテレビ番組などにあまり興味がいかないから、世間に置いて行っていかれているからなのか?

年末には、おせちを作ったり、年越しそばを食べたり、カウントダウンとなれば、さすがに年末&正月感がやってくるのかも。

悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ

大阪の女性司法書士のまえかわです。

今日届いた司法書士会からの会報(会務通信)をみていますと、令和1年度の司法書士試験の結果に関する情報が目に飛び込んできました。

まず、その合格率の高さに驚き。

約4.4パーセント。

受験者数が1万3683人で、合格者は601人。

まず受験者数がかなり減っている。

わたしが、合格した平成17年度は、3万1000人ほどの受験者で、合格者が883人で、合格率は2.8%。

受験者数だけ見ると、激減と言える。

どうも司法書士試験のみでなく、他の士業界においても同様の現象が起きていて、学生の資格試験離れがかなり深刻になっている状態。

確かに、このご時世、昔と違って資格さえ持っていれば食べていける時代ではなくなっていると言えます。

苦労して何年もかけて資格を取得しても、結局は普通に就職したほうが安定的な収入を得られるかもしれない、と考えるとなかなか挑戦する気にならないのかもしれません。

さらに、最近の若者は、安定志向、安全志向な人が多く(自分の子供世代を見ると感じます)、われわれのハングリー精神だけで生きていた時代のガツガツした感じではないですので、減っていくのは当然という気もします。

それにしても、合格率が4.4%というのは個人的には、結構ショックです。

受ける人が少なく、合格率を上げないと、資格者の確保が難しいため致し方ないのかもしれません。

しかしながら、その合格者のレベルは今までと比べると多少低い人も含まれてきて全体的には、少し下がってしまうという図ができてしまいます。

追記:注:合格率を受験者数割で上記となりますので、実際の出願者数から計算された公の合格率は3.6%程度となり、今年の試験で極端に合格率が上がったというわけではありません。

現実問題として、今と同じ専門家の質を確保するために合格率を確保し、合格人数を減らすということはできないので、受験者数を増やすしかない。

どうすれば、増えるのか。

非常に難しい問題です。

また、合格者の平均年齢が40歳を超えたという点も驚きです。

わたしが受けた年の合格者の平均年齢は、30代前半(31歳か32歳ぐらい?)であった記憶がありますので、受験者の年齢層がかなり上がっている(さらに若い受験者が減っている)ことが見て取れます。

「司法書士」の資格。魅力ある資格です。

実際には、司法書士の資格で食べていっているわたしの周りの人は、それなりに潤っていると感じます。

ネットで

「食えない司法書士」

などという情報も目にすることがありますが、もちろんそういう司法書士もいるでしょうが、少数派といえると思います。

少なくてもわたしの周りの開業している司法書士で儲かっていない司法書士は1人も見当たりません。

逆にびっくりするぐらい、メチャクチャ稼いでいる司法書士も少なからず知っています。(同期合格の司法書士でも何人もいます)

また、収入だけではなく、仕事の内容も非常に多岐にわたり、人の役に立てて、感謝をされる仕事も多く、魅力的な仕事と言えます。

もっと、若者のみなさんに司法書士という仕事に興味を持ってもらえたらと思います。

悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ

こんにちは。

大阪の女性司法書士のまえかわです。

うちの事務所は、不動産業者の方とほぼ付き合いないですし、金融機関もほぼ入っていないので不動産決済はかなり少なめです。

それでも、全く決済がないわけではないので、司法書士の職業賠償責任保険には、いつもMAXの限度額での加入をしています。

(不動産立会業務がなくても、それなりの金額はかけるとは思いますが、MAXはかけないだろうなという感じ)

その数少ない不動産売買等の立会業務で、取引金額が賠償責任保険の限度額を超えることが少なくないのです。

仕事の内容として、やることは同じとはいえ、万が一のことがあったときのことが気になりますので、限度額を超える取引のときは、少し緊張感が走ります。

ちなみに限度額は、業務危険についてはは、1請求・1事故につき4億円、保険期間中につき8億円。

事業用の立会業務ばかりなので、10億円を超える融資額の決済などもありますので、じぇんじぇん足りませ~ん。

なのに、相手は不動産のプロだから、値切られることも多い悲しい現実・・・。

「できれば、住宅ローンの数千万円程度の個人のお客様の安全で、割の良いしごとばかりしたい!」

という本音はありつつも、それだけ大きな額のお仕事を任せてもらえる、それなりの信頼を得られている、というところは非常にありがたいことであると思います。

取引額が、4億未満なら何となく安心感。

それ以上ならなんとなく不安。(とはいえ、実際には、司法書士だけが全責任をかぶることは考えにくいので、カバーできるかも?)

やることは、毎回全力でやるけど、本音はこんな感じです。

悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ

大阪の女性司法書士のまえかわです。

うちの事務所では、ネットから情報を見て初めてご連絡いただくご相談者やご依頼者も多くいらっしゃいます。

「よって、インターネット上でどんな情報が検索されていて、その検索順位でどのへんで位置しているか?」

というのは、受注に直結するように普通は思えます。

が、しかし、

うちのサイトは、検索順位全然高くない。

確かに、10年ほど前は、まだ司法書士業でWEBサイト(ホームページ)を立ち上げて、きちんと更新している事務所はほとんどなかったので、

「司法書士 大阪」

「司法書士事務所 大阪市」

などの検索順位でも、ずっと1ページ目におりました。

ところが、3~4年ほど前よりサイトをほぼ更新しなくなり、(子の出産とかで、数年間ほぼ更新しなかったです)その間に、司法書士事務所もWEBサイトを作るところが増え、それも、きちんと検索順位の対策をされた、お金をかけたサイトが山ほど出現し、わたしのWEBサイトは探すのが難しいほど後のページに飛ばされてしまいました。

何ページも何ページも「次へ」をクリックし続け、

「あ~、やっと出てきたわ」

という感じです。

更新を休んでいた期間が長すぎて、更新するようになった今でも検索順位は上記と変わりません。

ただ、どういうわけか、ネットからの受注は減っていないのです。

この仕事を長年していると、メチャクチャ立て込んでくる時と、

うちもう廃業ちゃうか?ってぐらい電話が鳴らないときと、

必ずあります。

トータルで見ると、検索順位が落ちていても、それなりの業務を受任できているわけですので、本当によく分かりません。

ひとつだけ言えるのは(自分の場合に限るのかもしれませんが)、検索順位に固執して一喜一憂する必要は全くないということです。

開業当初はそればかり気になった時期もありましたが、10年以上もやっていると、いいときも、悪いときもあるし、ネットで来なければ紹介の仕事が立て込んできたり、何となくうまくいくもんです。

とにかく、目の前の仕事をひとつひとつ全力で熱い心をもって対応!

するのはこれだけです。

悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ

印鑑の印影の写りがよくなくなってきたら。

大阪の女性司法書士・行政書士のまえかわです。

今日、翻訳文に事務所の角印を押していたら、なんだかすっきりしない写り具合。

印鑑を見てみたら、文字の間に何かたくさん詰まっています。

はんこ用の掃除のブラシで擦ると、あらあら、メッチャきれいになりましたやん。

ビフォーアフターって感じで、はっきりした印影で気分よし。

毎日使うハンコたちのケアもしてあげることも大切ですね。

悠里司法書士・行政書士事務所(大阪市福島区) 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ