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司法書士になるには

司法書士になるには、年一回実施される「司法書士試験」に合格するのが、一般的です。

 

また、試験に合格する以外にも

「裁判所事務官、裁判所書記官、法務事務官若しくは検察事務官としてその職務に従事した期間が通算して十年以上になる者又はこれと同等以上の法律に関する知識及び実務の経験を有する者であつて、法務大臣が前条第一項第一号から第五号までに規定する業務を行うのに必要な知識及び能力を有すると認めたもの 」 も司法書士になることができます。

 

ですが、司法書士試験を受験して司法書士になる方のほうが圧倒的に多いですので、今回は司法書士試験について書きたいと思います。

 

司法書士の試験に合格した人の中には、元々大学で法学部だった人もいますが、全く違う学部で法律とは無縁の生活をしてきた人も意外と多いです。

また、学生のときに合格する人より一度社会人となり、色々な社会経験をしたのちに一念発起、司法書士試験を目指しその道を進むことになった人が少なくないので、

「自分は、法律も学んだことがない。」

「まったく違う業界にいたから・・」

という方でも、それを理由に特別大変とか、しんどいというわけではありません。

 

ただ、合格率が3%弱であるこの司法書士試験に合格するには、相当なパワーがいります。

 

まずこの試験に必要な性質は、

① 集中力

です。司法書士試験の直前3か月は、たくさんある試験科目を集中的に死ぬ気でまわす必要があります。

また、試験は一年に一度しかないので、その試験に集中し実力をすべて発揮しなければなりません。

 

次に必要なのは

② 根気・根性

です。 「あきらめないこと」 これに尽きます。 稀に1年ほどの勉強ですんなり合格する人もいますが、大抵は2.3回は受けないと合格しません。長い人になれば、5回以上受けてやっと合格した人もいます。

それなりの覚悟で臨む必要があります。

 

要するに、「死ぬ気で」「あきらめなければ」いつかは、合格できると思います。

 

明日は、私が実際に司法書士試験を受けるときに利用した教材や、講座をご紹介したいと思います。

この教材なくしては、絶対に今はなかったと言えるぐらいすばらしい講師がいますので・・・

 

大阪の司法書士・行政書士 まえかわでした。

 

 

 

司法書士のしごとをしていてつらいこと。

この司法書士・行政書士というお仕事をしていると、さまざまな方にお会いします。

時には、体の不自由な方や、重い病気にかかっている方、または重い病気にかかられて回復されたけれども、家族のためにできることを生きているときにしておこうと、財産の承継についてご相談される方などもいらっしゃいます。

完治できない重い持病を持たれている方のご相談を受けると正直どのような言葉をおかけしていいのか、わかりません。

ただただ、心が痛く息が苦しくなるのです。

 

最近も悲しいことありました。

つい数か月前に当事務所で会社設立をお手伝いした社長さんが亡くなったと、一緒に会社設立された方から電話があったのです。

数回お会いして、特に変わった様子もなく元気そうだったのに、しかも私とほとんど歳も変わらないのに、30代という若さで亡くなられたとは、とても信じられません。詳しい情報はまだお伺いしていませんが、本当に残念で仕方ありません。

 

人の人生いつどうなるか分らないと感じます。

元気なだけで丸儲け。

健康であるうちに、自分にできるだけのことを努力してやらないとばちが当たると思います。

自分がやらなければならないことは何か?何ができるか?考えさせられました。

 

 

司法書士やっててよかった。魅力的な人との出会い

この週末は、以前お仕事をご依頼頂いて親しくなった方と久しぶりにお会いしました。

私は家族総出で、相手方も家族の方を連れてきていました。

 

初対面より、気が合うと感じていました。(過去の別ブログでも紹介していた、「女性社長」「アーチスト」です)

本当にとても魅力的な方で、周りの人は自然と惹きつけられてしまいます。

うちのだんなさんも初めてあったとは思えないほど打ち解けていました。

 

司法書士の仕事をやっていて、知り合った方の中でその後個人的なお付き合いもできるぐらい親しくなる場合があります。

何か有るごとに仕事に関わらずご連絡を頂けたり、司法書士で有る前提なく、単純に「人と人」としてお付き合いできる関係になれるときは、本当にうれしいです。

司法書士仲間や、ママ友は多くはないですがいます。

でも、仕事を通じて新たに繋がった縁は、また違っていいものです。

 

司法書士・行政書士という仕事をしていてよかったと思う瞬間ですね。

司法書士資格をお持ちの方からのご依頼

また、忙しくなってきました( ̄ー ̄;

数日前の記事に書いたとおり、これも自営業の性(さが)でしょう。

 

昨日相続のご相談に来られた方とお話していると、実は司法書士資格をお持ちとのことでした。

 

他の司法書士の先生から韓国戸籍の取得や翻訳のお仕事を受けたり、ご依頼者が司法書士受験生であったりと、何かと司法書士資格と関係のある方との出会いが多いのですが、司法書士資格を持ちながら一般企業の法務部にお勤めの方からご依頼頂くのは初めてでした。

最後のほうでこの事実を知ったので、それまでは法律に素人の方に対する説明方法をしてしまったのが、急に恥ずかしくなって最後のほうは少し冷や汗かいてしまいました( ̄ー ̄;

 

ご住所も近くないのにわざわざ当司法書士事務所にお越し頂いて本当に光栄です。

在日韓国人の方の相続登記や韓国関係の翻訳も行っている点が、他の事務所とは違ったカラーなのでどんな事務所が興味がおありだったそうで。

ごく普通の司法書士で、ご期待に添えたかどうか・・・

 

しかし、一般企業に勤めながら司法書士資格を取得されるなんて尊敬します。本当に能力ある方なんだろうなと感じます。

簡裁訴訟代理業務の特別研修で同じクラスになった方で、1人企業に勤められながら司法書士資格を取得された方と一緒になりましたが、その方もバリバリの方でした。

企業の法務部・・・

いい響きです。 待遇いいんだろうな~。 ちょっと羨ましいです。

 

でも興味はありますが、私には向きませんね~。

「自分が好きな業務を選べる。自分の信念を貫き通すことができる。会社ではなく私という司法書士を信じて直接仕事を任せてもらえる。」

これが、この仕事のいいところ。

 

色々な方との出会い、毎日色々と刺激受けてます。

今日も元気でした!!!

 

 

 

 

司法書士も感じる。自営業の性(さが)

韓国から戻ってから、体調を崩して風邪を引きずっています。

 

2.3日前に微熱が出て一日ゆっくりしてから、かなり回復しました。

 

前年度の春ぐらいから、ず~っと多忙続きで、

「できることなら少しゆっくりしたいな~」と思うこともあったのですが、震災後はその影響かは断言できませんが、新規受任量がかなり減っています。

 

とはいえ、抱えている仕事量が相当あるので決してゆっくりできるわけではないのですが、今度はやはり不安になりますね。

 

こんなときは、「独り身だったらどんなに気楽だろうな。」と思います。

 

子供3人も無事に大きく育てていくのは、どれだけ責任重大か。

 

仕事量が多い時も、少ない時もある。それはどんな仕事でも同じでしょう。

自営業の性(さが)なのですよね。 司法書士も例外ではないのです。

 

それでも、地道に信頼を勝ち取ってさえいけば、何とかやってはいけるでしょう。

司法書士という職業は私が一生続ける天職であると信じて純粋な心でやっていけば。

 

司法書士のしごと 人との縁で心が温かくなるもの

私はこのしごとが好きです。

子供が小さかったときに、夜中にチャンチャンコを着て、寒い狭い部屋で、カフェインの飴をいつも舐めながら頑張って勉強して本当によかったと思います。

順風満帆でここまで来たわけではありません。

日本の文化も言葉も分からず私のために日本に来てくれた主人と借金はあっても職もない状態で生活はどん底からのスタートでした。

やっと就職しても手取り15万円で家族3人生活していた時期もありました。

でも、元気でありさえすれば、何でも得ることができると信じて何とかここまで来ました。

 

今はお客さんに感謝の言葉を頂いて、業務が終わった後でも相変わらず何かあるごとに連絡を頂いたり、私との出会いを心から喜んでくれたり。

こんなに心が満たされる仕事をすることができるなんて、もうご先祖様に感謝の気持ちをどう伝えていいか分からないぐらいです。

 

私は、お客さんが好きです。

たぶんお客さんもそれを感じてくれているのだと思います。

人は自分を嫌いな人を絶対に好きにはならないと言います。 

私は基本人好きです。

どうしても波長が合わない人は、いるにはいます。不思議なものでそういう場合は、自然と関係は終わっていくものです。

 

すべて縁なんですよね。だから大切にします。

人との出会いで無駄なものはひとつもないです。波長が合わない人との出会いも自分の未熟さを知るいいチャンスなのです。

 

人が好きな人には、絶対に勧めたいこの「司法書士」「行政書士」のしごと。

目指している方は、あきらめないで是非頑張って頂きたい。

 

 

全国対応の司法書士、でも実際は・・・

今日は、一件不動産取引の立会がありました。

不動産取引の立会と不動産登記は、司法書士業務の中ではメインの仕事ですが、色々な分野の仕事をさせて頂いている司法書士事務所の経営者としては、この種の仕事がある度に感じます。

「即金は有り難い!!!」

と。

 

不動産登記でも、贈与や売買であれば短期間で完了しますし、報酬を受け取るまでの期間が短い。

ですが、相続や特に被相続人が韓国籍である方、あった方の相続に関する不動産登記ですと、依頼頂いてから仕事の完了までにかなりの時間がかかりますので、最終的な報酬を頂けるのは随分先になってしまいます。

でも、よい点もあります。 時間がかかってご依頼者とのやり取りが多ければそれだけ信頼関係は築き易いですし、また次回声をかけてもらえる可能性も高くなると思います。

決済の場でお会いしてもなかなかゆっくり話もできませんので、次の仕事に繋がりにくいかな。

司法書士によっては、決済までに直接売主さんや買主さんのところに訪問する人もいるかもしれませんが、業者さんや会社さん相手出ない限り当日初めて司法書士が立会うのが一般的ですね。

おっと、全然題名と関係ない話が長かった・・・

本題は、別件で今日も遠方の他府県の司法書士の先生より被相続人が韓国籍であった方(帰化されている)の戸籍収集と翻訳のお仕事を頂きました。

昨日ブログの記事で書いたところなので、なんとタイミングがいいのかとちょっと驚きですが、こんなもんですよね。

 

最近は常に数件の司法書士事務所からのお仕事を抱えている状態が続いています。

有り難いですね。

よく、「うちの司法書士事務所は全国対応です」という宣伝文句をWEBなどで拝見しますが、おそらく実際には地元の仕事がほとんどかと思います。

そういう私自信も商業登記や不動産登記の一部では、全国対応と書いてはいますが、実際には大阪市内や遠くても大阪府下や兵庫、奈良、関西方面ばかりで、遠方の方からの依頼は皆無に等しいです。ある業務を除いては・・・・

通常の司法書士ができる業務は近くの司法書士事務所に頼む方が安心できるからでしょう。

逆の立場になったら私もそう感じると思います。

 

ある業務とはご想像通り、被相続人が韓国・朝鮮籍の相続関係の仕事です。 

この仕事だけは、日本全国あらゆる都道府県より相談があるのです。

個人の方から司法書士などの専門家まで、全国の方々とこの仕事を通して出会うことができる。なんて素晴らしい!!!

本当にこの分野に力を入れてきてよかったな、と感じる今日この頃です。

 

 

 

司法書士に向く人向かない人

司法書士と聞くと、何となくインテリなイメージがあるかもしれません。

でも、意外と勉強ばっかりやってきました!と言う人は少ないのです。

 

司法書士試験は平均合格年齢が30歳~33歳ぐらいということもあり、大学を卒業してすぐにこの世界に入る人より、他の仕事を経験した後で司法書士を目指すことを決意し、司法書士という道を歩むことになる人のほうが圧倒的多数を占めます。

 

その分、司法書士の世界しか知らない人ばかりであるより、柔軟な考え方ができたり、応用力がきき、営業力に長けていたり、高いサービスを提供できたりする割合も高いと考えられます。

 

司法書士に絶対必要な要素。

それは、人好きということです。

 

人と話すのが苦手、苦痛、楽しくない。

こういう人は司法書士には向いていないと思います。

 

あとは、サービス精神、ボランティア精神の旺盛な人。

人のためにに役に立ちたい、人に頼られる人間になりたい、世の中の役に立ちたい。

そういった意思がない人が司法書士になっても、ご依頼者もしんどいですし、人間お金のためだけに働くことほどモチベーションが下がり、しんどいことはない。

 

私は、仕事柄同業の司法書士と会うことも多いのですが、ほとんどの方が上の要素を満たす方です。

人当たりがよくて、面倒見がよくて、そこまでやってあげますか?というぐらいの司法書士が多い。

 

もちろん色々なタイプの司法書士がいますので、見るからに人と話すのが苦手な人や、意味不明にえらそうな人もいるにはいます。

 

毎年合格者が増えていますが、どうせ同じ人数合格するなら上の要素を持っている方が合格して欲しいなと思います。

 

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自分で司法書士と名乗るようになった時

私が、自分のことを

「司法書士の前川です」

と名乗るようになったのは、司法書士として独立し開業してからです。

 

以前に勤務司法書士として、大阪の司法書士事務所で働いていましたが、その時分には「司法書士」という肩書を名乗ることは敢えてしませんでした。

それは、自分自身が本当の司法書士としての責任の基ご依頼者と向き合う立場になかったからです。

雇われの司法書士のときには、主に決済の時にしかご依頼者に会わないので、人間関係を作れないまま当日の立会をするだけで、正直面白味がなかった。

責任についても不動産の決済の立会をするので当然あることはありますが、最終的には申請代理人となっているボス司法書士が主な責任を被るので、ボス司法書士の責任とは比べ物にならないです。

その面でも、勤務司法書士のときには一人前であるという自覚は到底持てず、とても人に「司法書士〇〇です」という気持ちにはなれなかった。

独立して、初めて自分の名前で登記申請を出した時、その責任の重さが恐ろしいぐらいストレスでひどく緊張しました。

売買の立会をしたときも、何度確認しても不安で不安で仕方がなくて、電話が鳴る度に法務局から補正の電話じゃないかとビクビクしていました。

現在では、マヒするぐらい普通に「司法書士〇〇です」と名前の一部のようになっています。

経験の積み重ねとは不思議なもので、今はちょっとは緊張せぇよ!!! というぐらいすべてが当たり前になっています。

 

司法書士の自覚が持てた。これは、一言にお客さんとの信頼関係を築くことそのものです。

ご依頼者から「前川先生やからお願いする」という気持ちを感じられたとき、自分はほんまに司法書士なんやなっと感じることができるときです。

勤務司法書士のときに、出会ったお客さんの名前はほとんどすべて忘れてしまっています。

独立してから出会ったお客さんは、少し話せば顔まで浮かびます。

 

今では早く独立して、本当の「司法書士」になれたことを何よりも幸せに思っております。

 

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今週は、比較的事務仕事に時間を取れる状況であります。(←要するに新規依頼が減っている( ̄ー ̄;)

が、決して暇ではありません。事務仕事の量が半端ではない・・・

 

ところで、不動産登記のご依頼を受けた時に登記済証(権利証)を預かることがありますが、この権利証は重要な部分以外も色々とチェックします。

どこの司法書士事務所が作成した権利証なのか?

自分の知っている司法書士が登記したものかどうか?

上等な権利証封筒と表紙を使っているのか、ハタマタ自家製なのか?

  (⇒以外と儲かっていると有名な司法書士に限ってペラペラの自家製封筒と表紙であることが多い。うちの自宅のときもそうでした・・・)

 

最近作られた権利証については、

権利証の表紙内に何が綴じられているのか?

権利証の封筒内には何が入っているのか?

など。

 

色々とその司法書士事務所のカラーがありますね。

権利証の表紙に何を綴じるかですが、

「登記識別情報」「登記完了証」これはまず決まりです。

 

「登記原因証明情報の控え」を以前の売り渡し証書感覚で綴じている司法書士も多いです。

あとは、登記識別情報についての注意書きなどでしょうか。

 

権利証の封筒には、権利証の表紙のみが入っている司法書士もありますが、登記事項証明書(事後謄本)や評価証明書も入っている場合もあります。

 

考え方としては、権利証の袋に入っているものは基本的にそのまま権利証と一緒に保管するので、そこに他の原本還付書類をごちゃごちゃ入れて返すのは不親切かと個人的には思っています。

因みに当司法書士事務所では、

権利証の表紙には、登記識別情報、完了証、登記識別情報の注意書きのみ、

権利証の袋には、権利証の表紙以外には、事後謄本と評価証明書だけを入れます。

(その登記が完了したタイミングの謄本であることが分かるのと、当時の評価額が後に情報として必要となるケースが考えられるため)

 

これは、その司法書士事務所個々に違うと思うので色々なパターンやそうする理由など知りたいなと思いますが、中々そんな話する機会もないですね。

大阪と他府県でもかなり違うのかもしれません。自分が大阪の司法書士事務所でしか勤務経験がないので、他府県の司法書士事務所の方の情報も聞けたらおもしろそうですね。

 

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司法書士が法務局に電話で質問するとき

司法書士事務所に就職し、司法書士業務(実務)を始めたころは、試験の勉強上では嫌というほど不動産登記や商業登記をやっていても実務面ではまったくのド素人でした。

 

まず、司法書士の実務をしていて疑問が出てきてもそれを解決するための情報を取得するのに果てしない時間と労力が費やされます。

最初に入った司法書士事務所の先生は、本好きで人に聞くのをよしとはしないタイプの人だったので、簡単に法務局に電話したり人に聞いたりすることをしません。

その影響もあり、私も必要以上に慎重になり、聞けば簡単に分かることでも本を探して根拠を見つける方法で解決していきました。

それは、それでよかった。なぜならその司法書士事務所は暇だったから。

 

ところが、次に就職した司法書士事務所ではそうはいきません。

要領よく仕事をこなさないと仕事がどんどん溜まっていく。

ここでそれなりに鍛えられました。

 

経験を積んで行くと、法務局や他の人に聞いてよいレベルの質問とそうでない質問の区別ができるようになります。

司法書士であれば必ず知っていなければならない実務のレベルのことを法務局に聞くことは、司法書士としては恥ですので絶対にしたくありません。 これは大抵の司法書士は守っていると思います。

ただこのレベルにも個人差があるでしょうが・・・

ムチャクチャ仕事が立て込んでるのに、小さな一つの論点が解決できないために全く先にすすめない、あるいは致命傷になるのが司法書士の仕事。

司法書士受験生なら必ず知っている論点でも、何年も経験のある司法書士も忘れることもあります。

すぐに調べることができない、超忙しい、時間がない、泣きたくなるとき、大きな声で言えませんが私はします。

 

法務局に素人のフリをして電話すること。

(他の先生もしてる先生多いですよね。実は・・・)

 

でも、これは本当に困った時だけです。

ほとんどの場合は、司法書士と分かるように話を持っていきます。(←質問の仕方で司法書士であることは一目(聞?)瞭然)

というより、法務局に問い合わせるときは、ある程度根拠を提示し、これでいきますのでこれで通して下さい!というケースが多いので。

しかも、素人さんには親切だけどかなり適当な説明の法務局ですので、あまりきちんとした回答を期待できないこともあります。

 

法務局に電話するの大好きです。

迷惑かもしれないけど、先例が出ていない???な部分が不動産登記には多いので、その部分を色んな法務局の登記官の考え方を聞いて参考にさせてもらっています。

答えがひとつでない不動産登記の実務は奥が深くて面白い。

(なんだかかなり話が逸れた感)

 

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ブログを読んで司法書士を決める

今日は午後から4組の来客があり、時間との戦いでしたがなんとか一日終わりました。

このブログに載せたい情報も色々溜まっているのですが、お役立ち情報は力を入れて書きますので時間も手間もかかり結局、最近業務日誌に落ち着いてしまっています。

落ち着いたら役立ちへんも増やしていきます。

 

ところで、本日ご来所頂いた方の中で、私のブログを読んで頂いて選んで頂いたというのを聞きなんだかこっぱずかしかったです。

色々とブログをやっているんですが、それぞれ力の入れ具合が正直違います。

 

今書いているこのブログ。

このブログは一番力を入れているブログです。

他のブログは毎日更新していませんし、気が向いたときに自分の日記代わりに、あるいはぼやきで書くぐらい。

そんなあまり力を入れていないブログをお客さんに読まれていると思うと、やっぱりちゃんとせなあかんなと反省。

 

それでも、ブログを読んで司法書士などの専門家を選ぶというのはいいと思います。

ブログを見るとその人の考え方、人柄が隠そうとしても出てくるものですし。

(私は隠そうとしていない???お客さんにも辛口と言われてしまっています( ̄ー ̄;)

 

私としても、例えば費用的に安いという理由だけで選ばれたりするより、私という司法書士の考え方を気にいって選んでもらえる方がうれしいなと感じます。

 

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大阪の勤務司法書士の待遇は?

「司法書士」という職業と聞くだけで、なんだか儲かりそうなイメージをお持ちの方も少なくないと思いますが、現実はぜ~んぜん違います。

 

特に独立開業していない、個人の司法書士事務所雇われている勤務司法書士の待遇は通常よくありません。

司法書士法人の社員(株式会社でいえば、株主兼役員みたいなものでしょうか)であればそれなりの待遇もあるようですが、司法書士事務所は個人事務所が圧倒的に多いですので、それほど待遇のよい勤務司法書士は私の周りにはお目にかかりません。

私が最初入った司法書士事務所(大阪市内)は、ぶっちゃけ月収15万円でした。

ちょうど就職して3ヶ月後に合格が分かったので、司法書士として雇ったわけではなかったのですが、その後も待遇は変わらず・・・

当時は、子供も小さかったのでだんなさんの給料と合わせてなんとか生きていけたのでよかったですが、家族持ちの男性なんかはとても生きていけません。

 

その次に勤務司法書士として入った司法書士事務所も、一般の企業に比べればそれほど待遇はよくなかったのですが、最初に勤めた事務所に比べたら大分ましにはなったので最初は嬉しかったです。

しかし、入って4ヶ月後ぐらいから事務所の経営難で給料2割カットになり、結局私が大学を卒業後最初にもらった初任給ぐらいになってしまいました。

こちらの司法書士事務所には、辞めてからもお仕事を頂いたりお世話になることも多かったので、とても感謝しています。

(どちらかと言うと辞めてからのほうが、恩恵を受けている気がしますが・・・)

 

地域的な違いもあると思うので一概には言えませんが、大阪では上記のような状態です。

独立しても決して楽にやっていけるとは言いませんが、私自身は早く独立してよかったと思っています。

 

司法書士に限らず士業を経営するのはどんどん大変になると考えられますが、皆がやっていることをしなければいいだけですので、私はなんとかやっていけるかなと楽観的に考えています。

 

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特に司法書士・弁護士等の士業の先生のご依頼が多いです。

登記官の対応に感激。

どんだけ気をつけてチェックしても間違いをするのが人間。

司法書士でも失敗したことない人はいないでしょう。

 

今日は、あるミスの処理でほぼ一日他の仕事に手がつけられませんでした。

やっと夕方事務所に戻ってきて今日一日何も食べていなかったことに気づきました。

こんなピンチな時、お腹もすきませんもんね・・・( ̄ー ̄;

 

人はミスすると言ってもやはり落ち込みます・・・

何より自分を信頼してくれたご依頼者にお手間をかけることになるのが一番つらい。

本当に致命的な間違いではなかったのが救いですが、色々と毎日が本当に勉強です。

 

そんな落ち込んだ気分が少しましになったのが、登記官の人間味のある対応でした。

確立した先例があるわけではないのですが、一般的にはそれでは無理だろうと自分でも分かりながらも、掛け合ってスムーズに進めてもらえる方向になりました。

普通だったら、

「それは無理ですね」

で終わりそうなものですが、登記官の一存では決めかねるとのことで、校合の担当官との協議を待ち、便宜的処理でしていたけるとのこと。

私が登記官やったら絶対その方法で便宜などとしないでしょう。

 

何にしても、そこまで色々手回ししてくれた登記官に感謝します!!!

 

引退してもし司法書士になられたら、気が合うかもしれませんね。(←勝手なそうぞう)

 

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税理士の先生は、顧問先の会社さんや個人さんの財布の中身、経済状況を知っています。

司法書士や行政書士は、お客さんの財布の中身は知りませんが、税理士さんが知らないこともたくさん知っています。

 

どの士業にも、「守秘義務」というのはあると思いますが、特に司法書士・行政書士が携わる仕事では、「個人情報中の個人情報」を知ることになるのでより個人情報の保護について神経質にならなければなりません。

 

具体的にご依頼者のどんなことを知ることになるかと言うと、

例えば帰化申請手続きをサポートさせて頂く際には、申請者の家族構成から収入、財産、ご父母兄弟、出生から現在までの経歴、特に学歴や職歴、婚姻歴、離婚歴、生まれた病院から、死亡した家族の死亡原因まで身分関係を洗いざらい知ってしまうことになります。

 

とても明るそうに見えるご依頼者でも、過去に辛い理由で家族を亡くしたりその気持ちを考えただけでも涙が出てしまいそうになることもありました。

バリバリ儲かっている社長さんが、実は中卒でトラックの運転手をしていた時期があったりして、サクセスストーリーが感動的で思わず尊敬の眼差しで見てしまいます。

債務整理(司法書士業務)も色々と知ってしまいます。

その方がどのようにお金を借りて、返して、ショッピングでどんなものを購入して、どんな理由で返済困難に陥ったか・・・など。

以外と「先生」と呼ばれる職業の人の相談が多かったり。

 

これらの情報まで知りたくなくても知ってしまうことになる司法書士。

本当に神経を使います。

他人に口外しないのは当然ですが、家族にも言えません。

 

司法書士の仕事は、口の堅い人でないとやるべきでない仕事だと考えます。

また、他の知らないご依頼者のことを知ることによりご依頼者がより近い存在に感じ、また逆にご依頼者も私に対してそのように感じて頂けて何でも相談してもらえるところは、この仕事の遣り甲斐のあるところでもあります。

 

 

当司法書士事務所・行政書士事務所の名前の由来

本日より営業開始です。

本年度も何卒よろしくお願いいたします。

 

今日は、当事務所の「悠里司法書士・行政書士事務所」の名前について。

司法書士事務所の名前をつけるときに司法書士の苗字や氏名を入れることが多いようです。

例えば、「前川郁子司法書士事務所」や「前川法務事務所」など。

 

ところが、当事務所は代表司法書士は、「前川」なのに事務所名が「悠里」なので、お客さんにはよくその名前の由来を聞かれます。

また、司法書士の名前が「悠里」だと思いこんで、「悠里先生いらっしゃいますか?」なんていう方も少なくありません。

 

私が当事務所の名前を決める時、当然名字を入れることも考えましたが、よくある名字なので別の司法書士の先生とかぶるのは必至。

ひらがなの事務所名が司法書士事務所でも流行っていますが、これも横文字やカタカナが昔流行ったのと同じように、何年も経ってみるとひらがなの司法書士事務所は古臭く感じるだろうなと予測。

よって、漢字でつけました。

どうして「悠里」か?というところ。

これは、自分にとって一番大切なものの名前です。

この名前をすごく気に入っています。使えば使うほど馴染んできて、ますます好きになります。

これからもこ(子)の名前を大切にして育てていきたいと思っています。

1年で躍進的に仕事が増えた。感謝多謝です!!!

年末は皆さん大忙しですね。

今日はお客さんの会社さんを何社も回ってきたのでお疲れモードではありますが・・・

訪問させて頂く会社さんでも、とても忙しそうでやはり師走なのですね。

 

私も、お陰さまで超多忙で、感謝の気持ちいっぱいです。

たくさんの方に支えて頂いて、今の私がいるのだなと。

 

去年の今頃を思い出すと、とても暇だったな。

お昼すぎにウトウトしてしまったりする余裕さえあったのが、懐かしくさえ思えます。

 

この1年間で本当にたくさんの方との出会いがありました。

その出会いの一つ一つがとても大切な縁です。

無駄な出会いなどひとつもないと思います。

 

数多くある司法書士事務所からうちの事務所を選んで頂いて、お力にならせて頂ける。

縁がなければ考えられません。

こんなご縁がたくさんあったことを思い出すだけで、心が満たされ、司法書士になって本当によかったと心から思います。

 

今後は、もっと高いサービスが提供できるように、スタッフの力を今まで以上に借りて、私が考えるあるべき形に近づけていくようにしていくつもりです。

今後とも精一杯努力して参りますので、何卒よろしくお願いいたします。

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最近、司法書士は本当に難しいサービス業だなとつくづく感じます。

 

その方それぞれに合わせた対応を求められるとてもレベルの高いものです。

同じ説明を同じようにして、10人中9人に分かって頂けても、残りの1人に理解してもらえてなかったらダメだなと。

その相手それぞれに合った手続きの進め方が必要なのは分かるのですが、それを直感で感じるのは本当に神業です。

 

一見しっかりなさっていて、このぐらいの説明で分かってもらえている、と思っていても実際には依頼者は分かっておらず、また分からないところを聞くのも何度も聞くのも何なのでと躊躇され、こちらにはご本人がそれを負担に思っているのが分からない。一言相談してもらえたら代わりにすることも可能なのです。

なんでも、口に出して相談して頂ければそれに合った形で目的に一緒に向かっていけるのですが、皆が皆思っていることを上手に人に伝えられるわけではないので、それはやはり司法書士である私の側が感じ取るしかないのでしょう。

司法書士は専門職ですが、究極のサービス業です。たまにめげそうにもなりますが、難しいからこそ遣り甲斐もあります。

 

今後は残りの1人にも満足してもらえるよう、心を入れ替えて更に努力していきます。

私は司法書士が好き。

私も司法書士ですが、私は司法書士が好きです。

この仕事が好きという意味でもありますが、ここでは特に他の司法書士をやっている人が好きと言う意味です。

 

同業でライバルじゃないかとも考えられますが、仕事の幅も広いですし、実際に同じお客さんを取りあうようなことは稀です。

 

司法書士試験の合格同期の人とも仲良くさせてもらっていますが、皆さん付き合いやすいし、魅力的な人ばかり。

 

最近では、大阪に限らず他府県の司法書士の先生や補助者の方から渉外相続や翻訳等について様々なご相談やご依頼を頂いて、ますます他の司法書士の先生が身近に感じている今日この頃です。

皆が皆じゃないし世代にもよるとは思いますが、私が関わる司法書士は人当たりがいい。 

人間的にできているというんでしょうか。

 

何かお願いするにも、「司法書士」やったら大丈夫。という安心感が常にあります。

私にご依頼頂いている司法書士の先生も同じ気持ちなのかな?と思うともっと信頼を受けられるように頑張らなくては!!!という気持ちになります。

同業って聞くだけで、仲間というか安心というか。

 

これが行政書士だったらどうかと考えると・・・・

実際にどような先生かお話して、お付き合いしてみないと分からないかもしれない。

ほとんどの行政書士の先生は立派できちんとされていますが、たまに「戸籍取ります!」 「相続人調査します」 「家系図作ります」 「会社登記します」 「過払い相談受けます。」 みたいなレベルの人もいますので( ̄ー ̄;

 

司法書士は司法書士を呼ぶ。

今受けている仕事で司法書士からの仕事が何件もあるのは本当に有り難いことです。

もっともっと全国の司法書士の先生とお知り合いになりたいと思います。(←野望)

 

税理士が羨ましい司法書士

色々な士業があり、私も別の士業の方と範囲は広くはないですが、お付き合いさせて頂き色々なお話を聞きます。

 

司法書士・行政書士以外では、税理士さんや社会保険労務士さんなどでしょうか。

税理士さんの話を聞いていると、とても興味深い。

税理士とお客さんは、夫婦のようなもの。

まあ、その税理士さんによって違いはあるとは思いますが、基本的に税理士さんは他の人が見れない部分までお客さんのことを知っています。

そうであるからこそ、お客さんもすべてをさらけ出すことができるし(必ずしも・・ではないですが)、顧問契約という性質もあり、一番信頼できる何かあったら一番に声をかけるパートナーとして考えている人が多いように思います。

 

私もこのため何度も悔しい思いをしてきました。

司法書士・行政書士の専門分野のことで、税理士さんは普通知らない情報で、どう考えてもお客さんにとって有利な提案をさせていただいても、

「税理士はこう言っていた」「税理士はそこは変えない方がいいと言っていた(←変えないと過料かかる案件)」

の一言で、わしは奥さんの言うことしか聞かんで!!!的な感じで聞く耳もたない。

 

「税理士さんはええな~。」

と、一時は本気で税理士も勉強しようかと思ったぐらいです。

 

今も本当に魅力のある面白い仕事だと思います。

 

でも、実際はいいことばかりじゃないですよね。夫婦でも山あり谷あり、離婚することもありますし。

いい税理士さんに出会えず、結婚・離婚を繰り返しているお客さんもいますものね。

正に結婚と同じ、相性が一番。

 

結局、私は司法書士がいいという結論に落ち着きました。

税理士が奥さんなら、司法書士はいわば友人です。つかず離れず、逢いたくなって必要になったら何年たってもふと連絡がくる。

しょっちゅう会っていなくても、いざというときには、相談できる頼りになる友人。

今後もそんな存在でいられるように、司法書士として精一杯の信頼を受けていけるよう頑張ります!!!